2011年10月4日

日本ミツバチの天敵

住所:
養蜂歴:

1)クマ

有史以前からの天敵で、その事が遺伝子にすり込まれているのか、人が黒っぽい服装をしていると蜂に刺されやすい。かなり遠くからでも蜜のを嗅ぎつけて巣を襲いに来ます。         

2)トリ

タカ科のハチクマがスズメバチの巣を襲い、卵、幼虫、蛹等食べつくす事は良く知られていますが、ミツバチにとってはツバメが要注意で、女王蜂が結婚旅行中に襲われると、群れの存亡にかかわります。 

3)トンボ

特にオニヤンマが巧みにミツバチを捕えます。

4)スズメバチ

キイロスズメバチやコガタスズメバチは、単独で来襲して一匹ずつ捕えます。キイロスズメバチの巣で、一日約1000匹のミツバチが運ばれで来たという観察があります。(小野正人氏) 

(注記) 
スズメバチの襲撃に対しニホンミツバチは集団でスズメバチを取り囲み、胸部の筋肉で熱を出し、スズメバチとの僅かな致死温度(ニホンミツバチ約48℃、キイロスズメバチ約46℃)の差を利用し熱殺します。蜂球の中心部の温度は約48℃になり、同時にそこは酸欠状態なっているようです。               
オオスズメバチに対しても熱殺行動があるようですが、この蜂は集団で襲って来るので、結局巣内に入り込まれて群れの滅亡にいたるようです。
セイヨウミツバチにはこのような熱殺行動はないと言われていましたが、最近、スズメバチの腹部の周りに輪を作り、呼吸出来ないように強く締めつけて、平均約一時間で窒息死させていることが伝えられています。(ギリシャ アリストテレス大学)

5)スムシ

蛾の幼虫で二種類が知られ、巣房に侵入して被害を与えます。ウスグロツズリガはニホンミツバチの巣に寄生します。(この蛾には天敵として体長二ミリ程の小さな蜂、スムシコマユバチが寄生します。)
セイヨウミツバチの巣には、体がウスグロツズリガの三倍もあるハチノスツズリガが寄生し、近くでセイヨウミツチを飼っていると、この蛾がニホンミツバチの巣に入り込み、全滅させることがあります。          

6)ハチノスムクゲケシキス

日本ではまだ確認されていませんが、甲虫の幼虫でスムシと同じように巣板を食べます。

7)アリ

よく巣箱に取り付きますが、天敵と言われるほどの悪さをしているのか良く分っていません。ただ小うるさいので逃亡の原因の一つに成りかねず、防除にこしたことはありません。

8)クモ

ちょっとした糸にも絡まるのでこまめに取り除きます。   

9)その他

カマキリ、カエルなどがいます。

北嶋唯男
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