日本ミツバチとは

日本ミツバチの生態の特徴

日本みつばちは西洋ミツバチよりもひと回り小さく、体色は少し黒い印象を受ける日本在来種のミツバチです。性質はおとなしく、病気や寒さ、外敵にも強いとされていますが、環境の悪化や大きな変化、激しい外敵の来襲(スズメバチやスムシなど)に対して「逃去」という対抗手段をとることがあり、その点で養蜂、飼育が難しいといわれています。
「逃去」とは文字通り、住み慣れた巣箱に幼虫や貯蜜を残して群全体で障害回避のために新天地をもとめて逃げ去ってしまうことです。
また、蜜源・花粉源植物が西洋ミツバチと比べ多種多様で、その蜜は深く、複雑な味わいですが、一群あたりの蜂数が西洋ミツバチより少なく採餌圏も狭いということもあり、量的な生産性が低く趣味的な零細養蜂での飼育が主流となっています。
近年は、日本在来種とういうことで日本の在来植物との共生進化の観点から、また病気やダニなどにも強いということなどから、その存在がクローズアップされ、日本みつばちの養蜂家も増えつつあります。
完全に家畜化された西洋ミツバチとは異り、日本みつばちは、その生態研究や養蜂技術も未だ発展途上の興味の尽きない野生ミツバチといえます。

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